タ:カートゥーンエフェクトを使うには、エフェクトの中の「スタイライズ」を選択し「カートゥーン」を選択します。カートゥーンにするというのは、大きく2つの感じがあります。
そ:なんだか理科の先生みたいですね。
(キャプ:「塗り」と「エッジ」)
タ:「塗り」と「エッジ」というのがあります。カートゥーンなんで、色数がとても少ないわけです。なので色数をどんどん減らしていきます。
(キャプ:エッジの部分。太さ、柔らかさなどを細かく設定できる)
タ:エッジの部分を見ましょう。「はば」の部分をもうちょっと細くします。「やわらかさ」も設定します。
そ:細かい設定ができるんですね。
集中線。素材集から
タ:さっきの素材を見ると、少し違うところがあります。集中線です。これはPhotoshopで、最近便利なことにコミックの素材が打っているんですよ。そうた君は使いますか?
ソ:こういうモノを集めまくって、Photoshopで書いてますよ。
タ:まさに、コミック作家の「手抜き素材」ですね。こういった素材を当てはめて、コミックの雰囲気を出していくわけです。
イメージを簡略化する。色数を減らしてかっこよくする
菅原そうた氏作成の3DCG その1
タ:カートゥーンエフェクトのもう1つの特徴として、けっこうスタイリッシュに仕上げてくれます。漫画っぽいというよりは、グラフィックに仕上げてくれることもできます。
では、3DCGにカートゥーンエフェクトをかけてみましょう。そうた君が作った素材です。これはえげつないですね。何を表しているんでしょうね?
そ:『スタッシュ』をみて、「これパクろう!」と思って作りました。
タ:でも面白いと思いましたよ。これにカートゥーンエフェクトをかけるとこうなります。
カートゥーンエフェクトをかける
そ:ちょっとオシャレな世界になってますね。
タ:「これは何か?」と聞かれたら、完全にわからないですけどね。
じゃあもう1つ見てみましょう。一応カートゥーンエフェクトなんで、漫画の3Dキャラに、カートゥーンエフェクトをちょっとかけてみたものがあります。これもそうた君が作ったキャラクターです。
菅原そうた氏作成の3DCG その2 「何エモンですか?」(タナカ氏)
そ:オリジナルです。
タ:何エモンですか?
そ:お腹に白い丸がくっついている、僕のオリジナルです。
かなりアニメっぽくなっている
タ:フレーム数を少なくして、カートゥーンエフェクトをかけてみても、何をしているのかはまったくわからない絵ですねえ。じゃあ気を取り直して、次を見てみましょう。
エスカレーターの3DCG素材
そ:エスカレーターの素材です。
タ:これはエッジを際立たせてくれる素材ですね。
カートゥーンエフェクトをかけた
そ:書いたといえば信じてもらえそうな素材ですよね。
「カートゥーンエフェクトって、ホントに素晴らしいものだと思いました」(そうた氏)
タ:どうでした今回?
そ:カートゥーンエフェクトって、ホントに素晴らしいものだと思いました。
タ:ヨシヤスさん、こんな感じですよ。
ヨ:わかりました。では、みなさんから事前に応募していただいた作品を見てみてください。こちらです。
応募者からの作品
タ:カートゥーンといえども、漫画っぽくするじゃなく、もう1つの効用である「イメージを簡略化する」「色数を減らしてかっこよくする」という方向で作られていますね。
そ:カートゥーンにも、アニメっぽくするというのと、カッコイイデザインっぽくするという2通りがあるというわけですね。
タ:今回はそういうことにしておきましょう。以上、そんな感じでございます。
取材・執筆:荒尾 宏治郎
写真:瀧川洋平
After Effects CS4で、カートゥーンエフェクトを使用してみました!
簡単に映像がおもしろくなるのでぜひ試してみてくださいね!
コメント