今年のDigiCon6 Awardsでも、開催にご協力いただいたスポンサー企業の名前で、賞が設けられました。スポンサー賞を受賞したのは以下の5作品です。
サンライズ賞『ヒューマンビーイング』
三菱地所賞『赤い糸』
HP賞『roundabout』
TBS DigiCon6.com『THE・キングおさる』
BS-TBS賞『恋するネズミ』
○サンライズ賞『ヒューマンビーイング』
株式会社サンライズ 企画開発室長 井上幸一氏コメント
非常にシンプルなデザインと作りでありながら、多くのロボットが作品中に登場しています。“何が行われるのだろう”と思って見ていると、最終的には生命の誕生に結びついていく。わかりやすく、子どもさんに見せたい作品です。きっと面白がってくれると思います。シンプルでありながら幅広いキャラクターが決め手となって、選ばせていただきました。
受賞者:山岡氏(ムサオカフィルムズ)コメント
私はガンダムのファンなんです。サンライズさんの賞をいただき、信じられないような気持ちです。子どもに見せる作品にしたいと考えて作ったので、それが伝わったことをうれしく思います。制作中、自分の子どもに何度もチェックしてもらい、その感想を参考にしながら作りました。
受賞作品『ヒューマンビーイング』
「生命はどこからやってきて、どうやって生まれてくるのか」という問いかけを、15分近いストーリーで構成し、極めてシンプルな線画とFlashアニメーションを使って表現。当たり前でありながらも謎に包まれた“命”をテーマにしている作品。
○三菱地所賞『赤い糸』
三菱地所株式会社 街ブランド企画部 ソフト事業推進室長 兼 街ブランド企画部担当部長 廣野研一氏コメント
三菱地所で“人を想う力、街を想う力”をコーポレートブランドのイメージとして外に出そうとしていた際、この作品を拝見し、“がちっ”とくるものがありました。丸の内の街にいる人々が、忙しく歩いているときにでも、ぱっと目が止まるような作品を探していました。赤い糸をたぐって出会いと別れを繰り返す人の姿が、見る人自身のように思える奥深さがあって、どこを切り取っても非常に面白い作品です。
受賞者:奥下和彦氏コメント
光栄な賞と、多くの方々に見ていただくチャンスをいただき、大変ありがたく思います。私は石川県在住ですが、丸の内のいろんな場所で自分の作品が流れるということで、ぜひ見に行きたいと思います。
受賞作品『赤い糸』
1本の赤い糸が描く軌跡は、途切れることのない人生そのもの。人が繰り返す出会いと別れ、生きている悲しみと喜びを、赤い糸の一筆描きで見事に表現。さまざまな物事や人との出会いを積み重ねることで今の自分は存在している、という作者の感謝の気持ちが込められた作品。
○HP賞『roundabout』
日本ヒューレット・パッカード株式会社 パーソナルシステムズ事業統括ワークステーションビジネス本部 大橋秀樹氏コメント
見ているうちに時間が経つのを忘れて最後まで一気に見てしまいました。日常の実写に手描きのような絵がミックスされていて、CGを用いていながら温かさや懐かしさがあふれており、何度でも見たくなります。副賞の“HP EliteBook 8530w Mobile Workstation”で、より人間味のある作品を作ってほしいと思います。
受賞者:吉野耕平氏コメント
この作品を作ったきっかけは、ある日曜日にふと“この家で何か作ってみたい”と思ったことでした。部屋の中で作ることにこだわり、部屋から出ないで取り組んだのが良かったのかなと思います。このような賞をいただき、ありがとうございます。
受賞作品『roundabout』
「あらゆるものは自分の身のまわり、自分の部屋から生まれる」。見慣れた部屋の風景にCGのオブジェクトが浮かび上がり、日常と非日常が重なり合っていく。実写とCGイメージを組み合わせ、肩の力を抜いて現代日本を描くような映像表現を目指した作品。
○TBS DigiCon6.com『THE・キングおさる』
株式会社TBSディグネット代表取締役社長 木原毅氏コメント
“騙された、してやられた”という、なんとも言えない感じが、じわっと広がる作品だと思います。舞台のセットがしっかりと作り込まれている中に、ナンセンスな部分があるところが面白いです。どういう人が作っているのかな、と気になる作品でした。
受賞者:藤勝友侑也氏コメント
一所懸命に作りました。このような賞をいただき、ありがとうございます。身にあまる光栄なコメントに感動しています。コンパクトカメラしか持っていませんでしたので、(今後の創作に)副賞のカメラを活用させていただきたいと思います。
受賞作品『THE・キングおさる』
謎の生命体“キングおさる”と地球人科学者との接触の記録。クレイアニメーション制作に携わる作者が手がけた、ほぼ全編ワンシーンの会話劇。全体に散りばめられた笑いの要素はもちろん、丁寧に作り込まれたセットやキャラクターの表情も大きな見どころとなっている。
○BS-TBS賞『恋するネズミ』
株式会社BS-TBS 編成本部編成部長 成合由香氏コメント
大変ストーリー性があり、放送に耐えうる作品だと思います。ネズミとチーズという組み合わせが“トムとジェリー”を連想させる、非常にシュールな印象です。われわれが掲げている“大人実感 BS-TBS”というキャッチフレーズにもぴったりだと思い、選びました。
受賞者:ひだかしんさく氏コメント
ありがとうございます。制作の仕事を続けていることで、親や周りの人に心配をかけたこともありましたが、こういう賞をいただけたことを喜んでもらえると思います。
受賞作品『恋するネズミ』
チーズ専門の泥棒として盗みを繰り返すネズミが、ある美しいチーズに恋をしてしまう話。しっかりと練られた脚本や、かわいくて個性的なキャラクターなど、高いエンターテインメント性が評価された作品。
取材・執筆:蓬莱早苗(ほうらい さなえ)
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